『窓際のトットちゃん』なぜ売れた?中国でもヒット?売上は全額寄付?

窓際のトットちゃん なぜ売れた?日本・中国で爆発的ヒットの理由|売上は全額寄付?!

『窓際のトットちゃん』のアニメ映画が公開されましたね。

原作『窓ぎわのトットちゃん』は、黒柳徹子さんの自伝で、戦後最大のベストセラーです。

中国では日本の2倍の売上で、あの人気のハリーポッターを抜く勢い!!

売上も相当な額のはずですが、黒柳徹子さんは売上を全額寄付されているのです。
どこに寄付されているのか気になりますね。

この記事では、
原作『窓際のトットちゃん』は、なぜそんなに売れたのか
・国内・中国で人気の理由を考察
・どれくらい売れたのか?
・売上 全額寄付の使い道
を解説していきます。

 


『窓際のトットちゃん』とは

『窓ぎわのトットちゃん』は、黒柳徹子さんの幼少期の自伝小説です。

『窓ぎわのトットちゃん』
黒柳徹子 著
1981年に講談社から出版
第5回路傍の石文学賞受賞
1985年 ポーランドの文学賞「ヤヌシュ・コルチャック賞」を受賞
出典:講談社BOOK倶楽部 / Wikipedia

2023年には待望のアニメ映画として公開されました。
『窓際のトットちゃん』の映画化はアニメ業界で有名な会社が担当しています。
詳しくはこちら↓

 

本のタイトル「窓ぎわ」「トットちゃん」の由来

【窓ぎわとは】

タイトルの「窓ぎわ」は、
トットちゃんが、チンドン屋を呼ぶために授業中にいつも窓際に立っていたことと、何となく感じていた疎外感、当時の流行語「窓際族」に由来している。

【窓際族とは】
出世街道から外れ(窓際の席で)無為に時間を潰している従業員・職員のこと。1970年代のオイルショック後に流行した言葉。
出典:ピクシブ百科事典

 

【トットちゃんとは】

本のタイトルの「トットちゃん」は、黒柳徹子さんのあだ名です。

「トットちゃん」は、
小さい頃、舌ったらずで、「テツコ」を「トット」と言い、「ちゃん」も名前の一部だと思い、ご自身のことを「トットちゃん」と呼んでいたことに由来。

 

『窓際のトットちゃん』あらすじ

『窓際のトットちゃん』には、黒柳徹子さんがトモエ学園に入学してから、戦争で疎開するまでの数年間の学校生活が描かれています。

好奇心が旺盛なトットちゃんは、授業中に通行人に話しかけるなどして、小1で退学になってしまいます。

転校したトモエ学園は、電車が教室で、時間割がなく、好きな科目から勉強するなどユニークな教育が行われていました。

転校した日に出会った小林校長先生は、トットちゃんの話を4時間も聞いてくれました。

トモエ学園では、障害のある子もない子も共に学び、トットちゃんは色んなお友達と仲良くなります。

君は、ほんとうは、いい子なんだよ
小林校長先生がいつもかけてくれた言葉は、トットちゃんの心の支えとなりました。

トットちゃんの突拍子のない行動も受け入れてもらえ、伸び伸びと育ちます。

原作には、お転婆なトットちゃんがスパイになろうと思った話、トイレの汲みとり口に財布を落とし「戻しとけよ」と言われた話、小児まひのお友達との木登りの話など、心に響くお話ばかりが描かれています。

 

『窓際のトットちゃん』が伝えたかったこと

黒柳徹子さんが『窓際のトットちゃん』を書いたのは、小林校長先生のことを伝えたかったからです。この一点に尽きます。

したがって、トモエ学園の教育理念や個性の大切さなど、特定のメッセージを伝えるために書いた訳ではなかったのです。

それにも関わらず、読者である私たちは、『窓際のトットちゃん』から多くの共感と学びを得ています

例えば、校長先生の人柄や、トットちゃんのママの子育ての仕方、トモエ学園の個性を尊重する教育方針、トットちゃんの友情、マイノリティに対する理解などです。

これらが、窓際のトットちゃんがなぜ売れたかの理由の一つともなっていると考えられます。

黒柳徹子さんの率直で感謝に満ちた表現が、私たち読者に深い感動を与えていることは間違いありません。

 


『窓際のトットちゃん』なぜ売れた?

『窓際のトットちゃん』は、戦後日本で一番売れた本と言われています。

「窓際のトットちゃん」が日本史上最大に売れた理由は、「本の魅力と口コミ」「教科書に採用」されるほどの名作であり、「黒柳徹子さんの知名度と話題性」や「大型書店の登場」で戦略的に販売ポロモーションが行われたからだと考えられます。

 

売れた理由①『窓際のトットちゃん』本の魅力と口コミ

まず、『窓際のトットちゃん』が売れたのは、本の魅力と口コミの影響が大きかったと考えられます。

当時はインターネットも普及しておらず、人から人への口コミは偉大な力があったはずです。

そして、口コミで広まったのは、本の内容が面白かったり、ためになったからでしょう。

それでは、『窓際のトットちゃん』が売れた理由:本の魅力と口コミを解説していきますね。

 

トットちゃんの視点でありのままに描かれている

「窓際のトットちゃん」の魅力は、主人公トットちゃんの好奇心旺盛な発言や行動にあります。

読者はトットちゃんの冒険に共感したり驚いたり笑ったり。

どんどん引き込まれるのです。

トットちゃんの感じたこと、見たことがありのままに描かれています

トットちゃん視点で書かれたストーリーが親しみやすく、子供から大人まで幅広い年齢の方に読まれています!

 

【口コミ】
徹子さんの行動と言動にどんどん引き込まれ面白かった。

黒柳徹子さんのの好奇心と素直さと行動力に驚く。泰明くんやロッキーの死、学校が焼失すること、どんなことででも全力で素直にぶつかってゆくトットちゃんに感情が移入する。
出典:読書メーター

 

いわさきちひろの挿絵

「窓際のトットちゃん」には、いわさきちひろさんの温かみのある挿絵が使われています。

ファンが多く、今でも子育て世代にとても人気のいわさきちひろさん。

挿絵に使われているとなると、我が子に読ませたくなりますね!

ページをめくる度、いわさきちひろさんの挿絵とトットちゃんのお話がすごくマッチしているんですね。

なので、「窓際のトットちゃん」のために描き下ろしたかと思っていたんですが・・・

実際には、すでに描かれた中から黒柳徹子さんがお選びになっていました。

『窓ぎわのトットちゃん』を書いたとき、あんまり私の文章とちひろさんの絵が合っているために、「亡くなる前に少し描いていらしたのですか?」というお問い合わせがたくさんあったぐらいでした。すでに亡くなっていたのに。本当に、どの子も、私の学校にいた私の友達、そのままです。ちひろさんは、「子どもそのもの」を、お描きになったのです。
出典:CHIHIRO ART MUSEUM

 

【口コミ】
挿絵がこの本のために描かれたものでなく既存の作品だというのに驚いた。あまりにもトットちゃんの雰囲気にマッチしてるし、物語が進むにつれて絵の女の子もおねえさんっぽく頼もしくなっていく気がしたんだもの!
出典:読書メーター

 

読みやすい工夫

また、「窓際のトットちゃん」の本文は丸文字で短編物語が並び、読みやすい工夫もいろいろ!

黒柳徹子さんや編集者の細部までのこだわりで、子どもから大人まで幅広い読層に売れたと考えられます!

 

【口コミ】
徹子さんのあたたかい文章と、いわさきちひろさんのやさしい絵がとてもマッチしていた。文字も明朝体ではなく、丸っこい字で、当時のトットちゃんがしゃべっているように感じられた。
出典:読書メーター

文量はわりと多めですが、数ページで完結する短い話で構成されているので飽きずに読めます。
出典:読書メーター

 

トモエ学園・校長先生の教育方針に共感

「窓際のトットちゃん」のトモエ学園は、当時としては画期的な教育方針を掲げた学校でした。

子どもたちが自ら学び、成長していくことを重視し、自由な発想や個性を尊重する校長先生

読者の口コミでは、校長先生や教育方針に共感する声がとても多かったです!

こんな教育を受けたかった!!

「窓ぎわのトットちゃん」は、現代の教育にヒントを与えてくれ、教育者にも一般の方にも、不動の人気を誇っています。

 

【口コミ】
小林先生の言葉や子どもへの接し方、細やかな気遣いに大きな愛と深い知性が感じられてひとつひとつのエピソードに目頭が熱くなってしまう

小林校長先生の、子どもを尊重し、主体性を重んじる方針がすごかった。

こんな学校で私も学べたら自分のことをもっと好きになれたのかなと思います。
出典:読書メーター

 

障害のある子もない子も共に学ぶ環境

『窓際のトットちゃん』が出版された1980年代は、発達障害の概念がまだ一般的ではなかった時代でした。

そのため、発達障害の傾向があった黒柳徹子さんの物語は斬新で、多くの共感を呼んだのではないでしょうか。

また、トモエ学園では障害のあるなしに関わらず、共に学ぶ環境がありました。

小児まひの男の子との友情を育むシーンも印象的です。詳しくは、窓際のトットちゃん 泰明ちゃんは特別な存在だった?!原作とその後を解説 記事にまとめています。

他人と同じことができなくて悩む子供たちや両親、先生たちにも多く読まれたに違いありません。

 

【口コミ】
支援を必要とする子が増加する昨今の教育現場にも、小林先生のような方がいてくれる事を願います。

好きな分野を伸ばし楽しむ事、自信をつけさせる事、子供にこのような信頼を持って時間をかけ、教育をできる人は中々いないでしょう。今ならADHDに分類されてしまうような娘でもこんな学校だったら…と思います。
出典:読書メーター

 

子育てのヒントを与えてくれる

「窓際のトットちゃん」を子育ての参考にしたいという口コミも多く見られ、子育て世代に人気を博しています

小学校を退学になってしまったトットちゃん。

母親は「退学」とは伝えず、「違う学校に行く」とだけ伝えます。

この言葉がどれだけトットちゃんを傷つけず、伸び伸びとした心のまま育てたことでしょうか。

トットちゃんのママや校長先生の言葉や接し方は、思いやりに溢れ、育児書としても多くの人に読まれているのですね。

 

【口コミ】
4時間トットちゃんの話を楽しそうに聞いたり、「君は本当はいい子なんだよ」と言い続けたり、育児の参考にしたい。

子育てする上でこの本を読んでいるかいないかでは雲泥の差。この学校の校長先生みたいに、子供に接したい。

親になって再読すると改めて「子供の育て方」がわかる本だった。なかなか出来ないことだけど子供の気がすむまでとことんやらせる事が信頼や自信に繋がるんだなと思った。
出典:読書メーター

 

子供に読ませたい

『窓際のトットちゃん』の売れた理由として、親が子どもに買ってあげるケースも多いです。

小さい子どもでも読むことができ、物語もやさしく、好評価です。

図書館にも置かれたり、子どもたちの読書感想文の本としても選ばれています。

大人だけでなく子どもにも『窓際のトットちゃん』は広まっているんですね。

 

【口コミ】
娘に読み聞かせ用に買いました。娘も何か感じ取ってくれたら、嬉しいなぁ。

子供にも、ぜひ読んでほしい良書だと感じた。
出典:読書メーター

 

なんども読みたい・リピーター

「窓ぎわのトットちゃん」の売れた理由として、リピーターが一定数いることです。

口コミからは、2度目、3度目の方もいれば、何度も読んでいるという方も。

その時々で感じ取るメッセージが違ってたりするので、繰り返し読みたくなる本です!

また、幼い頃に読んで、親となり子供や孫に購入する、という方もいそうですね。

 

【口コミ】
初めて手にしてから、早42年。何度読み返した事か。トモエ学園での日々が生き生きと描かれていて、当時は中学生だった私はこんな楽しそうな学校生活が羨ましくて仕方がなかったなあ。そして、自己肯定感を持てる環境が如何に大切かを教えられる一冊ですね。
出典:読書メーター

 


売れた理由②教科書に採用

『窓際のトットちゃん』は、小学校2年生の道徳の教科書に採用されています。

子どもの個性を尊重し、自ら学ぶ力を育むトモエ学園の教育方針に、教育者も注目しているんですね!

そのため、試験問題に使用されたり、保育者や教育者の教材としても活用されています。

教材として活用されれば、読者層の広がりと売上アップは間違いないでしょう。

 

売れた理由③黒柳徹子の知名度と話題性

黒柳徹子は有名だったから

著者の黒柳徹子さんが、『窓際のトットちゃん』出版当時から、すでにタレントとして有名だったことも、売れた理由のひとつだと考えられます。

長寿番組『徹子の部屋』では、黒柳徹子さんのユーモアと温かい人柄が人気を集めていますよね。

他にも紅白の司会や女優などマルチに活躍されていた黒柳徹子さんは、当時から多くの国民に知られる存在でした。

そんな黒柳徹子さんの幼少期の自伝となれば多くの方が読んでみたいと思い、購入されたに違いありません。

 

黒柳徹子の自筆だから

芸能人やスポーツ選手の著書は、ゴーストライターが執筆したものが多いです。

しかしながら、『窓際のトットちゃん』は黒柳徹子さんが自らの体験を自筆で綴っています。

黒柳徹子さんが自ら書いた自伝というだけで興味を持ち、購入した人が多くいたと考えられます。

実際に発売当初は、本屋に並べた瞬間に、瞬く間に売れていったと言われています。

 

テレビ・ラジオでの宣伝の成功

『窓際のトットちゃん』は、出版当時、テレビやラジオなどのメディアで大々的に宣伝されました。

出版された1980年代はテレビが普及し、編集者もメディアを通しての販売戦略を練っていた時代です。

それより後の1900年代はインターネットが普及し、本の売上げも落ちていきます。

『窓際のトットちゃん』の出版は、本を売るのにちょうど良い時期だったのかもしれません。

黒柳徹子さんの出演するテレビ番組でも積極的に紹介し、その人気はさらに高まったと考えられます。

 


売れた理由④大型書店の登場

『窓際のトットちゃん』が売上を伸ばしたのは、発売当時、大型書店が登場したことも大きいと言われています。

広い売り場では、購買意欲を促すような並べ方が行われたと言います。

みなさんは、本が書店で何冊も積み上げられている光景を見たことはあるでしょうか。

この積み上げを「タワー積み」といい「窓ぎわのトットちゃん」から始まったので、業界では「トットちゃん積み」とも呼ぶそうですよ。

本を売るにはうってつけの環境ができ、「窓ぎわのトットちゃん」は飛ぶように売れました!!

実際に、発売当時に本が書店に次々と運ばれる様子がニュースに取り上げられていて、すごいですよね。

『窓ぎわのトットちゃん』は1981年3月6日に発売されると、本の売れ行きがNHKのニュースになり、トラックに積まれた本が書店にどんどんと運ばれていく様子が中継されました。
出典:講談社プレスリリース

 


『窓際のトットちゃん』なぜ売れた?中国でもヒットの理由

『窓ぎわのトットちゃん』は、中国では2003年に「窓辺的小豆豆」として発売されました。

中国での発行部数は、累計1600万部を突破し、日本の2倍以上の売上です!

世界的ベストセラー「ハリーポッター」を超える発行部数となっています。

『窓際のトットちゃん』は、中国でもなぜこんなにも売れたのでしょうか。

 

中国でも売れた理由①個性を大切にする教育に共感するから

まず「窓際のトットちゃん」は、中国で教育に関心を持つ人々に、とても魅力的な内容だからです。

中国ではいい成績を取り、受験戦争に勝ち抜くことが何より大事という教育が根付いています。

子どもたちにとって学校は楽しい場所ではないかもしれませんね・・・

勉強のストレスや親の期待に応えなければと思う子どもたちもたくさんいるでしょう。

そんな中で「窓際のトットちゃん」は希望の光となり、多くの子どもや親、教師に読まれています。

 

中国でも売れた理由②中国の教育書に掲載

「窓際のトットちゃん」が、中国の教科書に掲載されたことも、売れた理由のひとつです。

中国では、トットちゃんを小学生が読むべき本の一つとして推薦。

多くの学校で読書感想文や朗読会などの活動が行われています。

「窓際のトットちゃん」は中国の教育界に大きな影響を与えているんですね!

 


『窓際のトットちゃん』の売上は?全額寄付している?!

『窓ぎわのトットちゃん』の売上はどれくらいなのでしょうか?

 

『窓際のトットちゃん』の売上

◯売上部数

『窓際のトットちゃん』は
・日本国内で800万部以上
・中国では1600万部以上
・全世界では累計2511万部以上
の売り上げ部数を記録しています。

日本のベストセラーランキング第1位!日本でもっとも売れた本です!
35カ国以上で翻訳され、世界的ベストセラーともなっています。

ちなみに2位は、
窓際のトットちゃんより20年前の1968年に創刊の松下幸之助(パナソニック)著『道をひらく』で511万部。

世界的人気の『ハリーポッターと賢者の石』は 509万部です。

群を抜いて売れていることがわかりますよね。

 

◯売上総額

ところで、「窓際のトットちゃん」本の売上額は・・・?

本一冊の10%が印税となるので、
(トットちゃん1冊)1680円×10%×800万冊=約13億円弱

窓際のトットちゃんの売上は日本国内で推定約13億円ほど!

金額にするとどれくらい売れたかがリアルに伝わってきますね…

 

『窓際のトットちゃん』の売上:ギネス世界記録に認定

『窓際のトットちゃん』は、2023年9月末の時点で全世界の累計発行部数2511万3862部を記録。

2023年12月14日に『窓際のトットちゃん』は最も多く発行された単一著者による自叙伝」としてギネス世界記録の認定を受けました。

世界的にも売れていることがよくわかりますね!

 

『窓際のトットちゃん』の売上は全額寄付している!!

黒柳徹子さんは『窓際のトットちゃん』の売上は、すべて寄付されています。

『窓際のトットちゃん』を出版し大ヒットした1981年に社会福祉法人「トット基金」を設立されました。

1981年に出版された私の著書「窓ぎわのトットちゃん」が大評判となり、その印税をもとに設立したのがトット基金です。トット基金は、沢山の皆様からの、温かいご寄附やお力添えにより、今年で40年目を迎えます。
出典:社会福祉法人 トット基金

 

売上はトット基金の運営に使われています。

トット基金の2つの事業
就労継続支援B型施設トット文化館」の運営
・「日本ろう者劇団」の運営

 

就労継続支援B型施設とは、雇用契約を結んで働くのが困難な障害のある方が、働くための訓練を受けたり工賃としてお金をもらい作業を行うことができる施設です。

トット文化館では、利用者の方が、野菜や花を育てたり、エコ袋を作るなどの作業を行なっています。

ろう者劇団は、ろう者の俳優による手話狂言や演劇の活動を行なっています。
障害のあるなしにかかわらず楽しめるように作られた、新しいタイプの劇団です。

黒柳徹子さんは売上を全額、社会福祉事業に寄付しているなんて、なかなかできることじゃないですよね。

『窓際のトットちゃん』がこんなにも愛され売れる理由は、黒柳徹子さんのお人柄があってのことだと思いました。

 


『窓際のトットちゃん』なぜ売れた?中国でもヒット?売上は全額寄付? まとめ

「窓際のトットちゃん」は、本の魅力や口コミ、教科書に採用、黒柳徹子さんの知名度と話題性、大型書店の登場などの理由で、売れ続けています。

また、中国では、受験競争が激しい中、トットちゃんのような教育に憧れたり、教育書に掲載されて、爆発的な売り上げを更新しています。

「窓際のトットちゃん」の売上は全額、社会福祉事業に寄付しているということがわかりました。

売上全額寄付は、本当にすごいです・・・!

黒柳徹子さんの愛される人柄がわかりますね。

ファン待望の映画化も叶った「窓ぎわのトットちゃん」
映画の製作については、窓際のトットちゃん 映画はジブリ?理由は?オファーはあった?記事にまとめています。

そして「続 窓ぎわのトットちゃん」も42年ぶりに刊行されています。

気になった方は原作も読んでみてくださいね。

 

窓際のトットちゃんの記事はこちらもどうぞ
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