大ヒット映画『君の名は。』のラストシーンで瀧と三葉が奇跡の再会を果たした階段を覚えていますか？赤い手すりが印象的でしたね。
今回はそんな『君の名は。』の感動的な舞台となった階段についてご紹介していきます。
この記事ではこんなことがわかります。
・『君の名は。』の階段：須賀神社
・『君の名は。』の階段でのすれ違いシーンとセリフ
・『君の名は。』の階段（須賀神社）への行き方
階段は、東京・新宿区にある「須賀神社」の参道にあるので、ぜひロケ地巡りの参考にしてみてください。
『君の名は。』の階段：須賀神社
『君の名は。』の階段
新海誠監督の映画『君の名は。』の最後のシーンの舞台となった階段は、東京・新宿区にある「須賀神社」へと続く階段で、映画ファンにとっては人気の巡礼スポットです。
この階段は、アニメのキービジュアルにも描かれ、主人公の瀧と三葉が運命的な再会を果たした場所でもあります。
そのため、ファンなら一度は訪れてみたい場所でしょう。
須賀神社の階段から眺める景色は、赤い手すりと先に続く坂道が印象的で、まるで映画の世界に入り込んだような感覚を味わえます。
私自身もファンとして、この場所を訪れると嬉しくなります。
この階段で主人公たちが出会った光景を思い起こすと、感慨深い気持ちになるんです。
階段を降りると「須賀神社」という文字が迎えてくれます。
映画でも忠実に再現されているので、映画の感動がより実感できますね。
周囲の街並みはアニメーションとは微妙に異なるかもしれませんが、それでも『君の名は。』の世界を感じることができます。
2016年の公開から7年以上経った今でも、多くの観光客がこの場所を訪れていました。
特に海外からの観光客が多く、日本のアニメは海外でも大人気ですが、『君の名は。』は特に世界的なブームとなっていることの証だと思います。
映画を観た海外の人々が、感動的なシーンの舞台が実際に東京に存在し、しかも神社の階段であると知れば、興味を持って訪れるのも納得ですね。
『君の名は。』の須賀神社
『君の名は。』の舞台となった階段の上には「須賀神社」があります。
須賀神社では、日本国の生みの神様であるイザナキとイザナミの間に生まれた須佐之男命（すさのおのみこと）を主祭神として祀っています。
須佐之男命は厄除け神として知られますが、農耕の神様でもあるんですね。
須佐之男命は、荒魂神として疫病・厄除けのご神威はやく、水を支配する八岐の大蛇を退治されたり、その時お救いになった櫛稲田姫（くしいなだひめ）と結婚なされて、稲の神様である大歳神（おおとしのかみ）をお産みになるなど、水をつかさどる農耕の神様であり、人々のために植樹の大業をなされた山林の神様でもあります。
出典：須賀神社ホームページ
『君の名は。』では、三葉の口噛み酒が話題になりましたが、その原料としてお米が必要です。
監督が意図したかはわかりませんが、「須賀神社」には、巫女である三葉や米が登場する『君の名は。』の世界との共通点を私は感じました。
また、須賀神社では、最後のシーンの階段が描かれた絵馬を販売していました。
絵柄は青空に赤い階段が映えてとても美しいものです。
『君の名は。』に想いを馳せながら、階段を登って須賀神社を訪れてみるのもおすすめです。
また、『君の名は。』のモデルとなる場所は全国各地に存在します。鹿児島県の大浪池も神秘的で、まるで映画の世界のようで素晴らしかったです。
『君の名は。』の階段でのすれ違いシーンとセリフ
瀧と三葉はお互いの記憶を失ったまま、電車で偶然すれ違います。
その時、心のどこかで「この人は…探している相手かも？」という感覚が湧き上がってきたのでしょう。
映画の始まりと終わりに流れるセリフ、「私（俺)はだれか一人を、一人だけを、探している。」が思い浮かびます。
記憶がなくても、心のどこかで相手を求める気持ちが残っていたのでしょう。
私自身も、見知らぬ土地でなぜか懐かしさを感じたり、初対面の人に不思議な親近感を覚えることがあります。
過去生があるかどうかはわからないけれど、もし存在するなら、過去に縁があったのかもしれませんね。
そして、運命的に再会した階段でも、最初は2人は無言ですれ違います。
その瞬間、切なさがこみ上げてきました。
心の中では相手を探し続けていたのに、頭の中ではお互いの記憶がない。見知らぬ相手に突然話しかけるのは勇気がいるし、現実的には踏み込みがたい壁があります。
しかし、お互いの存在に引かれ合うように振り返り、階段で同時に口にした言葉がありました。
「君の、名前は」
記憶がなくても、彼らの心や魂はお互いの存在を覚えていたんだと私は感じ取りました。
その瞬間が、とても感動的でした。
『君の名は。』の階段（須賀神社）への行き方
『君の名は。』階段の場所はどこ？
『君の名は。』のラストシーンのモデルとなった階段は、東京都新宿区にある「須賀神社」の参道へ続く階段です。
この階段から眺める景色は、まるで映画の世界そのものであり、ファンにとっては感慨深い場所ですね。
『君の名は。』階段への行き方
映画『君の名は。』の舞台となった階段（須賀神社）への行き方は、東京メトロの四谷三丁目駅またはJRの信濃町駅から徒歩で行けます。
どちらの駅からも約10分ほどの距離です。
駅から階段までの道は、静かな住宅街を歩くので、散策にも最適で気持ちが良いです。
新宿の中でもこんな穏やかな場所があるんですね。
ただし、階段周辺は住宅地となっているので、写真を撮る時や訪れる際には周辺の住民への配慮を忘れないようにしましょう。
途中には曲がり道もあるので、スマートフォンの地図アプリを利用すると便利です。
Googleマップで「諏訪神社男坂」を検索すれば、目的地へのルートが表示されますので、それをご活用くださいね。
『君の名は。』階段の住所は？
『君の名は。』の階段（須賀神社）の住所は、
東京都新宿区須賀町5-6
です。
『君の名は。』の階段：須賀神社｜瀧と三葉が最後に再開した場所【まとめ】
今回は、映画『君の名は。』のラストシーンの舞台となった階段（須賀神社）をご紹介しました。
キービジュアルにもなった赤い手すりと先に続く坂道が印象的で、映画の世界をそのまま感じることができる素敵な場所です。
『君の名は。』の聖地となっていて、公開から7年経っても海外のファンも訪れ、映画の人気度がよくわかります。
須賀神社の階段は東京・新宿区にあり、東京メトロの四谷三丁目駅またはJRの信濃町駅から徒歩約10分ほどで行くことができます。
映画を見た後に訪れると感動する場所だと思うので、東京に行く際にはぜひ足を運んでみてくださいね。
まるで『君の名は。』の舞台のような場所：鹿児島県の大浪池についての記事もよかったらご覧ください。
