スタジオジブリのアニメ映画『魔女の宅急便』でキキが居候していた素敵なパン屋のおそのさんと旦那さん。
おそのさんの旦那さんは無口だけど、お茶目で優しく、隠れ人気キャラです。
今回は、映画には出てこない「魔女の宅急便」のおそのさんの旦那さん(パン屋のおじさん)の名前や年齢、その人柄などについて解説していきます。
また、おそのさんや2人の馴れ初め、パン屋さんについてもご紹介します。
魔女の宅急便|おそのさんの旦那・パン屋のおじさんって?
ジブリ映画「魔女の宅急便」に登場するパン屋のおじさんを覚えていますか?
キキが最もお世話になった下宿先のパン屋の奥さん(おそのさん)の旦那さんですね。
おそのさんの旦那さんは無口なキャラだけど、なぜか気になる存在です。
おそのさんの旦那・パン屋のおじさんの名前や年齢は?
ジブリ映画『魔女の宅急便』に登場するパン屋のおじさん・おそのさんの旦那さんの名前は「フクオ」さんです。
もしかしたら、「あのパン屋さんのおじさんの名前ってなんだったっけ?」と後から思った方もいるかもしれませんね。
実は、パン屋のフクオさんは、映画の中では一度も名前を呼ばれていないんです。
角野栄子著の原作『魔女の宅急便』には、フクオさんの名前が登場します。
おそのさんの旦那さんのフクオさんの年齢は30歳です。
落ち着きがあるので年齢はもう少し上かと思いました。
フクオさんは無口で職人気質な印象ですが、実はお茶目でジブリアニメの中でも隠れ人気キャラなんですよ。
黒猫のジジにウィンクをしたり、トンボに大きく手を振る姿がお茶目でチャーミング!
普段は無口で仕事熱心なフクオさんですが、実はとてもチャーミング少年の心を持ち続けてるようで素敵です。
おそのさんの旦那・パン屋のおじさんのセリフは少ない!でも優しさが溢れている!
ジブリ映画「魔女の宅急便」でおそのさんの旦那のフクオさんのセリフは「おいっ」と「ん」の4回だけなんです。
めっちゃ少ない!
でも、フクオさんはセリフは少ないのに、優しさが溢れていていい味が出ていると私は思います。
おそのさんの旦那のフクオさんの声優は、俳優やものまねタレントとして活躍している山寺宏一さんです。
数々のアニメや吹き替えで名の知れた声優さんが「おいっ」だけ言ってるって驚きですね〜。
山寺宏一さんは、『それいけアンパンマン』の『チーズ役』や『ディズニー』の『ドナルドダック』、『アラジン』の『ジーニー』など、皆さんもご存知のキャラクターの声を担当しているベテランの声優さんです。
あのウィル・スミスの吹き替えも担当していて、本人からも素晴らしいと言われているとか、実力が伺えますね。
おそのさんの旦那さんの「おいっ」のセリフにも存在感がありますね。
10人10色の声が出せる山寺宏一さんだからこそ、フクオのシンプルなセリフをうまく表現しているのかもしれないですね。
山寺さんはフクオさんだけでなく、アナウンサーや警官役の「一人三役」を務めているので聴き比べてみても楽しいかもしれません。
おそのさんの旦那の作ったリース(看板)にはキキへの愛情が…
おそのさんの旦那さんのかっこいいところは、見知らぬ街へ魔女見習いとしてやってきたキキにさりげなく親切なところです。
コリコの街で「おとどけもの屋さん」をすることに決めたキキ。
そんなキキに、おそのさんの旦那さんはパンでリースの看板を作ってプレゼントしてあげました。
手作りの心のこもったプレゼントにキキもとっても嬉しかったでしょう。
おそのさんの旦那さん・フクオさんのさりげない優しさが魅力的です。
フクオさんはいつも寡黙にパンを焼き、天板を持ち上げるせいか上半身が鍛えられていてかっこいいです。
筋肉モリモリで胸板が厚く、一見無愛想に見えるのに優しいところがいいですよね。
こんな旦那さんと結婚したおそのさんは幸せ者ですね。
魔女の宅急便|おそのさんって?
コリコの街のパン屋さんの奥さん・おそのさんは、ジブリ映画『魔女の宅急便』の中でキキが最もお世話になった人物です。
見ず知らずの魔女であるキキを気に入って、家に居候させてあげるなんて、なんて心が広いんでしょう。
お腹に赤ちゃんがいるのに、キキの面倒を見るなんて本当にいい人。
しかも、店番をする代わりに部屋代と電話代はただで、朝ごはんつきと言う好条件です。
私は海外に暮らし旅行も趣味ですが、たまたま出会った人に誘われてお家でご馳走になったり、泊まらせてもらったりしたことがあります。
海外や田舎に行くとそんな人の親切さが身にしみることがあるんですよね。
おそのさんもキキに縁を感じて面倒を見てあげようと思ったのでしょうか。
おそのさんの本名は?年齢は意外と若い?!
パン屋の奥さん、おそのさんの本名は「その」といい、幼い頃のあだ名は「そのちゃん」でした。
母親が「およのさん」と呼ばれていたことから「おその」と呼ばれているんだよ、とキキに自己紹介したおそのさん。
きっと、おそのさんはお母さんのことを尊敬しているんですね。
とてもしっかりしていて頼りになるおそのさんですが、年齢はなんと26歳なんです。
私は30歳くらいかと思っていたので、意外と若いんですね。
『魔女の宅急便』の映画のパンフレットによると、おそのさんは「つっぱっていた時があった」そうですよ。
昔いろいろあったので貫禄があるのでしょうか。
お腹の赤ちゃんはまだ生まれていないのに、すでに肝っ玉かあさん感がありますよね。
おそのさんの声優は?国民的キャラクターと同じ声?!
ジブリアニメ「魔女の宅急便」のおそのさんの声優は戸田恵子(とだ けいこ)さんです。
幅広い世代の方に知られている有名な女優さんですよね。
戸田恵子さんは、国民的キャラクターの『アンパンマン』や『トーマス』『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎の声も担当しているってご存知ですか?
他にも数々のアニメや映画の吹き替えも担当していて、声優としてもベテランなんですね。
それにしても、キャラクターの声が全然違うので驚きですね。
戸田恵子さんはおそのさんの声を見事に演じていると思います。
魔女の宅急便|おそのさんと旦那さんの馴れ初めは?
おそのさんと旦那さんのフクオさんの馴れ初めは、実は子供の頃からの幼馴染なんです。
両親がパン屋さんを営むおそのさんと、取引先の牛乳屋さんの息子のフクオさんは一緒に遊んで育ちました。
男女の幼馴染によくある話ですが、2人は成長するにつれて疎遠になっていきます。
おそのさんの両親が亡くなり、おそのさんはコリコの街を出ることにしました。
そこで、ダンという男性に惹かれるのですが、その恋は実りませんでした。
おそのさんはコリコの街へ戻り、再会したフクオさんと結婚したのです。
幼馴染と再会して結婚するなんて運命的ですよね。
お互いの根本的な性質も解りあっていて、理想的な夫婦のようで微笑ましいです。
魔女の宅急便|おそのさんと旦那のパン屋さんの名前は?なぜパン屋をしているの?
ジブリ映画『魔女の宅急便』で、おそのさんと旦那さんのフクオさんが、コリコの街で営んでいるパン屋さんの名前は「グーチョキパン」店です。
おそのさんの両親は「パンやパンや」というパン屋を営んでいましたが、亡くなって閉店してしまいました。
一度コリコの街を出て、再び帰ってきたおそのさんは、名前を「グーチョキパン」店と変えて両親のパン屋さんを引き継いだんです。
ということは、パン屋の主人はフクオさんではなくておそのさんだったんですね。
パンを焼く姿がすっかり板についているフクオさんをみて、てっきりフクオさんが大黒柱かと思っていました。
グーチョキパン店は、おそのさんとフクオさんの人柄で、地域に愛されるパン屋さんだったと想像します。
職人気質なフクオさんが焼き上げるパンも美味しそうです。
私もこんなパン屋さんがあったら行ってみたいです。
魔女の宅急便|おそのさんの旦那・パン屋のおじさんはどんなキャラ?まとめ
ジブリ映画「魔女の宅急便」に登場するおそのさんの旦那さんの名前は「フクオ」でした。
おそのさんが26歳と意外と若くて、旦那さんは4つ年上の30歳でした。
おそのさんの旦那さんは、胸板が厚くてかっこよく、お茶目で優しいところが素敵です。
おそのさんも旦那さんのフクオも、声はベテラン声優さんが担当していて、スタジオジブリのこだわりも感じられます。
主人公キキを空き部屋に住まわせてあげ、とても面倒見のいい素敵な夫婦のおそのさんと旦那さん。
次回「魔女宅」を見る時には、キキの生活を支えた二人に注目してみても面白いかもしれません♪
キキの心の支えとなった黒猫ジジの秘密はこちら↓にまとめています。